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2015-11-06

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6日、日銀総裁、安倍総理の発言を受け、取引終了にかけて上げ幅拡大

6日、海外市場の株価は弱含んで終えていたものの、ドル円が上昇して121円台半ばから後半で推移し、CMEの225先物が上昇していたために、さや寄せする形で東京マーケットも上昇して始まった。また、取引が始まったあとも上げ幅を広げたが、夜に発表される米10月雇用統計の発表を前に利益確定が優勢となり、伸び悩む展開となった。さらに午後に入ってからも伸び悩んでいたが、安倍総理や黒田日銀総裁の各講演での話の一部がマーケットに伝わってくると、徐々に買いが優勢となって14時半まで上昇が続き、19,294円まで上昇する場面があったが、取引終了にかけては利益確定売りに押され、若干上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、建設、ガラス・土石、電気・ガス、小売、医薬品、精密機器、機械など22業種が値上がり。一方値下がりは、紙・パルプ、鉱業、石油・石炭、ゴム、その他金融など11業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで+1.5%となったほか、ブランジスタ(マザーズ)、ミネベアの上昇が目立った反面、SUMCO、バンダイナムコHD、タカタの下落が目立ち、かんぽ生命、日本郵政、ゆうちょ銀行、楽天も安かった。日経平均株価の終値は19,265円60銭、+149円19銭、TOPIXの終値は1563.59ポイント、+8.49ポイント。売買高は概算で20億36百万株、売買代金は2兆4,248億円。
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