マーケットコメント


マーケット情報

2015-11-02

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2日、大幅反落。ドル円の下落や上海総合指数が弱含んだことなどで売りが広がる

2日、海外市場の下落や先週末の上昇の反動から、東京マーケットは売り優勢で始まった。日経平均株価は18,827円と、255円安で始まったあともみ合っていたが、120円半ばで推移していたドル円が徐々に下落すると、先物が売られ下げ幅を広げる展開となった。また、上海総合指数が下落して始まったことも売りを誘う要因となった。さらに午後に入っても売りが止まらず、日経平均株価は一時18,641円をつけるなど、441円安となる場面があったが、取引終了にかけて下げ渋って終えた。そうしたなか33業種全てが値下がり。金属製品、ガラス・土石、石油・石炭、電気機器、証券・商品、空運、ゴム、情報・通信の下落率が小さかった反面、鉄鋼、海運、非鉄金属、陸運、電気・ガス、倉庫・運輸、紙・パルプなどの下落率が大きかった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで-3.33%となったほか、新日鉄住金、三井不動産、三菱UFJFG、三井住友FG、KDDIの下落が目立った反面、日東電工、村田製作所、日経ダブルインバースの上昇が目立ち、AppBank(マザーズ)も高かった。日経平均株価の終値は18,683円24銭、-399円86銭、TOPIXの終値は1526.97ポイント、-31.23ポイント。売買高は概算で21億71百万株、売買代金は2兆4,645億円。
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