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2015-10-30

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30日、日銀会合を控えもみ合いとなるも、先物買いで19,000円台を回復

30日、日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、午前中は前日の終値を挟んだもみ合いとなった。そのあと昼休みに現状維持と伝わると、一旦、日経平均株価、ドルともに売られる場面があったが、それぞれ下げ渋りから買い戻されると、日経平均株価はプラスに転じた。また、ドル円も120円20銭台から121円40銭台へと1円以上上昇したことに連動する形で225先物が買われ、一気に上げ幅を広げる展開となり、日経平均株価は一時19,202円34銭をつけるなど、266円高する場面があった。一方19,200円に乗せたあとは急上昇の反動や、決算発表を見極めたいとの思惑から利益確定売りが優勢となり、上げ幅を縮めて取引を終えた。そうしたなか業種別では、空運、医薬品、精密機器、金属製品、サービス、陸運など29業種が値上がり。一方値下がりは、その他製品、ガラス・土石、証券、商品、機械の4業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、塩野義、オリエンタルランド、アルプス電気の上昇が目立った反面、日本電気、ディーエヌエー、京セラが安かった。日経平均株価の終値は19,083円10銭、+147円39銭、TOPIXの終値は1558.20ポイント、+11.09ポイント。売買高は概算で26億68百万株、売買代金は3兆1,519億円。
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