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2015-10-29

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29日、米利上げ見送りを好感して上昇して始まるも、伸び悩んで終了

29日、FOMCで利上げが見送られたものの、12月の利上げに前向きな声明文となったことから、ドル円が121円台に乗せて終えていたことに加え、NYダウが198ドル高したことなどが好感され、東京マーケットも上昇して始まった。日経平均株価は19,046円と、19,000円台に乗せて始まると、19,080円まで上昇するなど177円高となる場面があったが、その後は直ぐに伸び悩んだ。また、ドル円が反落して121円を割り込み、120円60銭から80銭台で推移したことも手伝って、日経平均株価も伸び悩み、小幅高で取引を終える結果となった。一方、TOPIXは浮動株比率の見直しによるリバランスが行われたことが影響し、前日比-0.08ポイントと、ほぼ変わらずで終えた。またリバランスの影響で売買高、売買代金ともに膨らんだ。またリバランスの影響で売買高、売買代金ともに膨らんだ。そうしたなか業種別では、精密機器、医薬品、機械、卸売、鉱業、倉庫・運輸、電気機器など18業種が値上がり。一方値下がりは、その他製品、空運、証券・商品、電気・ガス、輸送用機器、不動産など15業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、トヨタ自動車がトップで、-1.23%となったほか、ディーエヌエー、任天堂、旭化成の下落が目立った反面、値上がりは塩野義製薬、ファナック、三菱自動車、積水ハウス、丸紅が高かった。日経平均株価の終値は18,935円71銭、+32円69銭、TOPIXの終値は1547.11ポイント、-0.08ポイント。売買高は概算で27億25百万株、売買代金は3兆4,069億円。
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