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マーケット情報

2015-10-08

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8日、7営業日ぶりの反落。6連騰に対する警戒や機械受注統計の悪化が売り要因

8日、前日のNYダウは122ドル高で4日続伸となっていたものの、東京マーケットは6連騰に対する警戒や、取引開始前に発表された8月機械受注統計が予想を大幅に下回る減少となったことなどが重石となり、日経平均株価、TOPIXともに小幅安で取引が始まった。その後は一旦プラスに転じ、日経平均株価は18,400円をつけるなど、一時77円高する場面があったが、伸び悩むとマイナスに転じた。また、午後に入ってからも株価は戻らず、14時過ぎに発表された景気ウォッチャー調査でも、先行き判断DIは前月より若干改善したものの、現状判断DIが悪化したことを受け伸び悩み、結局この日の安値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、海運、鉱業、不動産、鉄鋼、証券など9業種が値上がり。一方値下がりは、空運、小売、医薬品、食料品、水産・農林、精密機器、サービス、倉庫・運輸など24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで-2.47%となったほか、イオン、ベステラ(マザーズ)日本航空、富士重工業、ファーストリテイリングなどが安かった反面、東芝、マツダ、日経ダブルインバース、ソフトバンクグループ、伊藤忠が高かった。日経平均株価の終値は18,141円17銭、-181円81銭、TOPIXの終値は1481.40ポイント、-11.77ポイント。売買高は概算で23億11百万株、売買代金は2兆6,182億円。
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