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2015-10-05

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5日、4日続伸。TPP交渉の大筋合意報道が押し上げ要因となり、18,000円台回復

5日、前週末の米雇用統計の結果が予想の20.3万人増を大幅に下回る14.2万人増となったものの、米利上げ時期が後ずれすると見方が広がり、一旦売られたNYダウが切り返して200ドル高で終えていたことに加え、ドル円も一旦119円を割り込む場面があったあと、119円台後半まで戻して終えるなど、東京マーケットの支援材料となった。また、早朝の報道で、TPP交渉が大筋で合意したと伝わったことも、取引開始早々から買いを誘う展開となった。日経平均株価は17,921円で始まったあと、18,000円まで上昇したが、買いが続かず伸び悩んだ。一方、午後に入ると持ち直し、18,079円46銭まで上昇したあと18,000円台を維持して終えた。そうしたなか業種別では、倉庫・運輸を除く32業種が値上がりした。値上がりでは、鉱業、卸売、医薬品、機械、石油・石炭、空運、食料品などの上昇率が高かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、べステラ(マザーズ)、三菱商事、オリエンタルランド、ソフトバンクグループの上昇率が高かった反面、日経ダブルインバース、ジグソー(マザーズ)、富士重工業が安かった。日経平均株価の終値は18,005円49銭、+280円36銭、TOPIXの終値は1463.92ポイント、+19.00ポイント。売買高は概算で18億96百万株、売買代金は2兆0029億円。
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