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マーケット情報

2015-09-25

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25日、日経平均は大幅反発、権利付き最終売買で取引終了にかけて上昇し高値引け

25日、前日の大幅安の反動や、イエレンFRB議長が講演で、年内の利上げが適正だと発言したことからドル円が買われて120円台に戻していたことなどが好感され、東京マーケットは小幅に反発して始まった。取引が始まったあと、一旦上げ幅を広げたあと再びマイナスに転じて午前の取引を終えるなど、方向感のない値動きとなった。一方午後に入ると、前日のドル上昇の流れが顕著になり、120円台半ばまでドル高に振れると、東京マーケットも先物の買いや、配当や優待の権利取りとみられる買いが膨らみ徐々に上げ幅を拡大し、結局今日の高値で終えた。そうしたなか、業種別では、不動産、電気・ガス、食料品、銀行、保険、建設、水産・農林、その他金融など32業種が値上がり。一方値下がりは海運のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで+2.62%となったほか、三井不動産、三井トラストHD、三菱UFJFG、日本たばこ産業、三井住友FG、東京電力などが高かった反面、日本電産、日経ダブルインバース、アルプス電気などが安かった。日経平均株価の終値は17,880円51銭、+308円68銭、TOPIXの終値は1453.811ポイント、+26.84ポイント。売買高は概算で26億42百万株、売買代金は2兆8,054億円。
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