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2015-09-24

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24日、日経平均は大幅続落。海外株安や中国経済への懸念が重石となり大幅安

24日、5連休明けとなった東京マーケットは大幅続落となった。23日に発表された中国財新製造業PMIの結果が予想を下回り、6年半ぶりの低水準となったことや、フォルクスワーゲンの排ガス性能に関する不正などを受け、欧米市場が大幅安で終えていたことが嫌気され、東京マーケットも大幅続落で始まった。日経平均株価は、17,803円と前日比266円安で始まると、その後も徐々に下げ幅を広げる展開となった。一方、上海総合指数がプラスで取引をスタートしたことがわかると一時下げ渋る場面があったが、全体の売り圧力には逆らえず、取引終了にかけてさらに下げ幅を広げ、両指数ともに安値引けとなった。そうしたなか業種別では、値上がりしたのは小売り業種のみだった反面、機械、非鉄金属、鉄鋼、電気機器、ガラス・土石、金属製品、証券・商品、海運など32業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで-5.61%となったほか、日本碍子、マツダ、ソフトバンクグループ、コマツなど、フォルクスワーゲン問題との関連や中国関連とされる銘柄が安かった。一方値上がりは、セブン&アイHD、日経ダブルインバース、JR東日本の3銘柄のみだった。日経平均株価の終値は17,571円83銭、-498円38銭、TOPIXの終値は1426.97ポイント、-35.41ポイント。売買高は概算で23億71百万株、売買代金は2兆7,465億円。
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