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2015-09-14

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14日、海外市場の上昇を好感し、上昇して始まるも値を保てず大幅安

14日、前週末のNYダウの100ドル高を好感して東京マーケットは上昇して始まった。日経平均株価は18,341円をつけ76円高で始まったが、今週予定されている日銀の金融政策決定会合やアメリカのFOMCを控え買いが続かず、上値が重たくなるとマイナスに転じ、午前中は18,200円を挟んだもみ合いで終えた。一方昼休み中に上海総合指数が下げ幅を広げ3%を超える下落率となったことが嫌気され、午後に入って日経平均株価は下げ幅を広げて始まると、一時17,925円をつけるなど339円安となる場面があったものの、日銀によるETF買いが意識され、下げ渋って取引を終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、海運の2業種が高かった反面、情報通信、鉱業、保険、証券、その他商品など31業種が値下がりした。また、全市場の売買代金上位30銘柄では、NTTドコモ、KDDI、NTT、ソフトバンクGなどが、安倍首相の料金引き下げ検討指示といった一部報道を受け下落したのが目立った。一方、値上がりは、日経ダブルインバース、日東電工、村田製作所、日本電産など7銘柄となっている。日経平均株価の終値は17,965円70銭、-298円52銭、TOPIXの終値は1462.41ポイント、-17.82ポイント。売買高は概算で18億45百万株、売買代金は2兆0554億円。
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