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マーケット情報

2015-09-09

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9日、大幅反発。外部環境の好転で21年7ヵ月ぶりの上げ幅を記録して終了

9日、前日のNYダウが390ドル高で終えていたことや、ドル円が120円台を回復したことなどが好感され、東京マーケットは買い優勢で始まった。日経平均株価は、前日比331円高で始まると、高値が切り上がる展開となった。またその後も買い戻しが続いたほか、上海総合指数が値上がりしたことも買い安心感につながった。午後に入ってからは、取引終了にかけては商いが膨らむと同時に225先物の買いも膨らみ、日経平均株価は1,000円以上の上げ幅となったあと、先物の買いで上げ幅を広げ、18,777円51銭をつけ1,343円高で高値引けとなった。そうしたなか業種別では33業種すべてが値上がり。上昇率では、医薬品、保険、その他金融、証券・商品、ゴム、非鉄金属、倉庫・運輸、ガラス・土石などが高く、水産、鉄鋼、機械、鉱業、海運、空運、建設、卸売りなどの上昇率が低かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETFがトップで、+14.27%となったほか、日経平均ブル2倍や、ファーストリテイリング、KDDI、デンソーが10%超の値上がり率となった。値下がりは、日経ダブルインバースの1銘柄のみだった。日経平均株価の終値は18,770円51銭、+1,343円43銭、TOPIXの終値は1507.37ポイント、+90.66ポイント。売買高は概算で27億96百万株、売買代金は3兆1,483億円。
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