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2015-09-08

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8日、大幅反落。続伸して始まったあとマイナスに転じ、下げ幅を広げて取引終了

8日、前日のNY市場が休場となるなか、欧州市場が上昇して終えていたことやドル円が119円台前半で取引されていたことから続伸して始まった。ただ、小幅に続伸して始まったあと、18,000円に近づいたところから上値が重たくなるとマイナスに転じた。また、その後は徐々に下げ幅を広げる展開となった。昼休み時間中に中国の貿易統計が、輸出、輸入ともに大幅に減少したと伝わると、ドルが下落し119円を割り込んだことに加え、225先物の売りが優勢になると、日経平均株価は300円以上値下がりして午後の取引がスタートした。その後はもみ合いが続いていたが、14時過ぎから景気ウォッチャー調査の悪化を受け225先物にまとまった売りが出ると下げ幅を広げる展開となり、結局17,500円を割り込み433円安で取引を終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、紙・パルプ、非鉄金属、石油・石炭の4業種が値上がり。一方値下がりは、医薬品、食料品、小売、保険、陸運、その他製品など、29業種となっている。また、全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで、-4.83%となったほか、良品計画、エーザイ、第一生命、東芝、日経平均ブル2倍などが値下がりした反面、日経ダブルインバース、新日鉄住金、日産自動車、日立の4銘柄が上昇した。日経平均株価の終値は17,427円08銭、-433円39銭、TOPIXの終値は1416.71ポイント、-28.94ポイント。売買高は概算で22億34百万株、売買代金は2兆2,741億円。
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