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2015-09-07

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7日、小幅反発。海外市場の下落を受け続落で始まるも上下の変動幅広がる

7日、前週末の米8月雇用統計の結果が予想の22万人増を下回り、17.3万人増となったことを受け、ドルが119円前後で終え円高に振れたことや、NYダウが272ドル安で終えたことなどが嫌気され続落で始まった。日経平均株価は117円安で始まったあと下げ幅を広げ、一時17,478円72銭をつけるなど、313円安となる場面があった。ただ17,500円を割り込んだところから急反発に転じた。またその後も反発が続き18,000円に一時乗せ、221円高まで上昇したが、その後は失速してマイナスに転じるなど日中の値動きが荒くなったあと小幅高で終えた。ただ、商いは先週末の水準を下回った。そうしたなか業種別では、倉庫・運輸、輸送用機械、水産・農林、電気・ガス、空運など17業種が値上がり。一方値下がりは、ガラス・土石、不動産、食料品、その他金融、保険など16業種となっている。また、全市場の売買代金上位30銘柄では、リコー、ディーエヌエーの上昇が目立ち、デンソー、東芝も高かった。一方値下がりは、マツダ、日本たばこ産業、三井不動産、ソフトバンクグループなどとなっている。日経平均株価の終値は17,860円47銭、+68円31銭、TOPIXの終値は1445.65ポイント、+1.12ポイント。売買高は概算で23億83百万株、売買代金は2兆3,548億円。
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