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マーケット情報

2015-09-02

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2日、3日続落。値動きが安定せず、日経平均の上下の値幅610円と乱高下

2日、米8月ISM製造業景況感指数が予想に届かなかったことからドル円やNYダウが下落して終えていたことが嫌気され、日経平均株価は18,000円を割り込み、303円安で取引が始まった。ただ、昨日時点の東証1部の空売り比率が過去最高の41%に乗せていたこともあり、取引開始時が安値になると買い戻しや押し目買いが入り、直ぐに反発に転じた。また反発に転じると、日経平均株価はプラスに浮上し、午後に入って18,467円44銭をつけるなど、一時301円高となる場面があった。また14時過ぎまで18,400円手前でもみ合っていたが、上海総合指数がマイナスに転じて午後の取引が始まると、先物主導で上げ幅を縮め結局マイナスで取引を終えた。日経平均株価の日中値幅は610円と大きかった。そうしたなか業種別では、陸運、医薬品、倉庫・運輸、空運の4業種が値上がり。一方値下がりは、紙・パルプ、鉱業、石油・石炭、鉄鋼、卸売、海運など29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFが連日のトップで、-0.86%となったほか、マツダ、東芝、日立、三井物産が安かった反面、ファーストリテイリング、ファナック、日本たばこ産業、クルーズ(ジャスダック)が高かった。日経平均株価の終値は18,095円40銭、-70円29銭、TOPIXの終値は1465.99ポイント、-12.12ポイント。売買高は概算で29億39百万株、売買代金は2兆9,654億円。
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