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マーケット情報

2015-09-01

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1日、大幅続落。後場に入って下げ幅を広げ、日経平均株価は2日で約970円安

1日、海外市場の下落を受け、日経平均株価は126円安で始まったあと、徐々に下げ幅を広げる展開となった。また10時半に始まった上海総合指数がマイナスで始まると、225先物にまとまった売りが出て下げ幅を広げ400円以上値下がりして午前の取引を終えた。昼休み中にドル円が120円50銭台後半から90銭台まで戻したことを受け、日経平均株価は下げ幅を縮めて午後の取引が始まり、午前の終値から200円以上下げ幅を縮める場面があったが、ドル円の戻りが限定的だったことや、買い戻しが一巡すると下げ幅を広げる展開となった。また14時過ぎごろから225先物の売りが増加して下げ幅が広がり、日経平均株価は結局724円安と今日の安値で終えた。TOPIXも安値引けとなっている。そうしたなか業種別では、33業種すべてが値下がり。海運、紙・パルプ、石油・石炭、卸売、鉱業、銀行、建設などの下落率が比較的低い反面、医薬品、精密機械、電気・ガス、ゴム、その他金融、食料品などの下落率が大きかった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFが連日のトップで-7.18%となったほか、日経平均ブル2倍が安く、エーザイ、村田製作所、東京電力の下落も目立った。一方値上がりは日経ダブルインバースの+7.57%のみだった。日経平均株価の終値は18,165円69銭、-724円79銭、TOPIXの終値は1478.11ポイント、-58.94ポイント。売買高は概算で26億64百万株、売買代金は2兆7,709億円。
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