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2015-08-31

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31日、4営業日ぶりの反落で、日経平均は19,000円割れ、鉱工業生産の悪化も重石

31日、前週末、欧米市場が下落して終えるなか、東京マーケットも下落して始まった。取引開始前に発表された7月鉱工業生産指数が-0.6%と、予想の+0.1%を下回ったことなども重石となり、日経平均株価は19,000円を割り込んだ。また午後に入ってからは、上海総合指数が下落して終えていたことが売りを誘い、一時18,800円を割り込んで18,749円77銭をつけるなど387円安となる場面があった。その後は下げ渋ったものの19,000円台を維持できずに終えている。そうしたなか業種別では、その他製品、紙・パルプ、金属製品、食料品、石油・石炭、医薬品、建設、精密機械が上昇した反面、鉄鋼、機械、非鉄金属、銀行、輸送用機器、海運など25業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ジャパンディスプレイ、ミクシィ(マザーズ)、ファナック、キーエンス、ファーストリティリングの下落が目立った。一方値上がりは、クルーズ(ジャスダック)、任天堂、日経ダブルインバースとなっている。日経平均株価の終値は18,890円48銭、-245円84銭、TOPIXの終値は1537.05ポイント、-12.75ポイント。売買高は概算で24億73百万株、売買代金は2兆7,460億円。
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