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マーケット情報

2015-08-21

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21日、4日続落の大幅安、両指数ともに5月8日以来となる終値ベースの安値で終了

21日、前日のNYダウが358ドル安で終えたことや上海総合指数の下落が、世界景気への警戒につながると同時にリスク回避ムードが広がり、日経平均株価は2万円を割り込み、19,711円34銭と、322円安で始まった。取引が始まったあとは19,700円を挟んだもみ合いが続いた。また10時過ぎごろから、123円40銭台だったドル円が徐々に円高に振れ始めことに加え、上海総合指数も徐々に下げ幅を広げるなど、アジアで軒並みリスク回避の売りが広がったことに連動する形で225先物が売られ、日経平均株価も下げ幅を広げた。また今晩のNY市場に対する警戒もあって最後まで売りものに押され、日経平均株価、TOPIXともに安値引けとなった。そうしたなか業種別では33業種全てが値下がり。比較的下落率が小さかったのが、石油・石炭、鉱業、卸売、紙・パルプ、鉄鋼、小売などだった反面、保険、その他製品、不動産、その他金融、銀行、電気・ガスなどの下落が目立った。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFが連日のトップで-5.83%となったほか、アルプス電気、第一生命、富士重工業、日本電産、任天堂などの下落が目立った。一方、値上がりは、日経ダブルインバースのみとなっている。日経平均株価の終値は19,435円83銭、-597円69銭、TOPIXの終値は1573.01ポイント、-50.87ポイント。売買高は概算で27億65百万株、売買代金は3兆1,914億円。 
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