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マーケット情報

2015-08-19

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19日、大幅続落。海外株安や上海総合指数の下落を嫌気し先物主導で下落

19日、欧米市場が下落して終えていたことなどが嫌気され、売り先行で始まった。取引が始まったあと、小幅安の水準でもみ合いが続いていたが、上海総合指数が続落で始まると、225先物が売られ下げ幅を広げた。その後は一旦下げ渋ったが、昼休み中に上海総合指数が下げ幅を広げたことや、午後の取引スタートにかけてドル円が124円40銭台から20銭台まで円高に振れたことなどが重なり、午後の取引開始早々から売り優勢となり、ズルズルと下げ幅を広げる展開となった。また、日経平均株価は一時336円安となるなど、7月13日以来、ほぼ1か月ぶりの安値水準で取引を終えた。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、電気・ガス、石油・石炭の3業種が値上がり。一方、値下がりは保険、空運、化学、食料品、電気機器、非鉄金属、小売、建設など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで‐3.11%となったほか、TDK、村田製作所、第一生命、ダイキン工業の値下がりが目立った。一方値上がりは、FFRI(マザーズ)、東芝、日経ダブルインバースとなっている。日経平均株価の終値は20,222円63銭、-331円84銭、TOPIXの終値は1648.48ポイント、-23.74ポイント。売買高は概算で20億99百万株、売買代金は2兆4,254億円。 
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