マーケットコメント


マーケット情報

2015-07-30

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

30日、NYダウやドルの上昇を好感し日経平均は大幅反発、TOPIXは続伸で取引終了

30日、日本時間の未明に発表されたFOMCの声明文の内容を受け、利上げ時期が年後半にずれ込むのではないかといった見方が広がり、NYダウが上昇。またドル円も利上げが年内に行われるとの見方から徐々に上昇した。こうした状況を好感して東京マーケットは上昇して始まった。日経平均株価は、20,450円に乗せて取引が始まったあと徐々に上げ幅を広げる展開となり、午前の取引終了前には20,583円57銭をつけるなど、280円高となる場面があった。ただ、その後は上値が重たくなると徐々に上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、証券・商品、ゴム、石油・石炭、鉱業、その他製品など27業種が値上がり。一方値下がりは、医薬品、電気機器、水産・農林、陸運など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京電力がトップで+5.01%となったほか、日立、大和証券G本社、ブリヂストン、マツダなどが高かった反面、パナソニック、三菱電機、アステラス製薬、シマノ、村田製作所などの下落が目立った。日経平均株価の終値は20,522円83銭、+219円92銭、TOPIXの終値は1647.21ポイント、+13.27ポイント。売買高は概算で25億98百万株、売買代金は3兆1,786億円。
(会員向けコメントあり)