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マーケット情報

2015-07-29

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29日、日経平均株価は4営業日続落、TOPIXは4営業日ぶりの反発で終了

29日、米利上げ時期が12月にずれるのではないかと言った見方が広がり、NYダウが189ドル高で終えていたことが好感され、東京マーケットは反発して始まった。日経平均株価、TOPIXともに上昇して始まったあと、前日の夕方に通期見通しの下方修正を発表したファナックが売り気配で始まったことなどが影響し、買い一巡後はマイナスに転じる展開となった。また、ファナックに加え、東京エレクトロンも下方修正を発表していたことあって、日経平均株価の方がTOPIXよりも下げ幅を広げた。また、TOPIXは午後の取引がスタートしてプラスに転じたが、日経平均株価はマイナスのままで推移するなど弱含んだまま小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、情報・通信、小売、精密機械、食料品、保険、倉庫・運輸、卸売、電気・ガスなど23業種が値上がり。一方値下がりは、電気機器、海運、機械、ゴム、不動産など10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ファナック、東京エレクトロンの下落が目立ったほか、キーエンス、シマノ、東芝、三菱重工が安かった反面、Klab、KDDI、NTTドコモ、NTT、セブン&アイHDが高かった。日経平均株価の終値は20,302円91銭、-25円98銭、TOPIXの終値は1633.94ポイント、+4.48ポイント。売買高は概算で20億33百万株、売買代金は2兆4,597億円。 
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