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マーケット情報

2015-07-28

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28日、3日続落。午前と午後で値動きが大きく変化し一時プラスになるも保てず

28日、前日の上海市場が8%超の下落となったこと受け、NYダウも127ドル安と5日続落となり2月2日以来、約6ヵ月ぶりの安値で終えていたことなどが嫌気され、東京マーケットも大幅続落で始まった。日経平均株価は20,188円で始まると、ドル円が123円台前半まで円高に振れたことなどが重なり、さらに下げ幅を広げ20,070円62銭をつけ、一時279円安となる場面があった。一方、昼休み中にドル円が123円06銭前後から上昇に転じ、123円50銭台をつけると連動する形で225先物も買われてプラスに転じ、今度は20,423円58銭まで上昇して73円高となるなど、午前と午後で全く異なる動きとなったが、上海総合指数がマイナスのまま推移していたことから売りが優勢となり値を保てず結局マイナスに沈んで終えた。またTOPIXもプラスに浮上する場面があったが、一瞬だけでほとんどマイナス圏で推移した。そうしたなか業種別では、水産・農林、電気・ガス、食料品、その他金融、紙・パルプなど11業種が値上がり。一方値下がりは、海運、銀行、機械、輸送用機器、保険、鉄鋼など22業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日東電工、日産自動車、三菱重工業の下落が目立ったほか、キーエンスやコマツも安かった。一方値上がりは、東京電力、FFRI(マザーズ)、NTTドコモ、NTTなどとなっている。日経平均株価の終値は20,328円89銭、-21円21銭、TOPIXの終値は1629.46ポイント、-8.44ポイント。売買高は概算で21億66百万株、売買代金は2兆5,774億円。 
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