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2015-07-22

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22日、NYダウの下落や黒田発言で円高に振れたことが嫌気され大幅反落

22日、IBMが予想を下回る決算となったことなどが嫌気されNYダウが181ドル安で終えていたことや、FRBが6月鉱工業生産を速報値の0.3%から0.2%に下方修正を発表したことに加え、21日夜に「現時点で一段の追加緩和は必要ない」と言った黒田日銀総裁のバンコクでの発言が伝わり、123円台後半をつけるなど円買いが加速していたことなどが嫌気され東京マーケットも反落して始まった。またこの日の取引開始前に発表された米アップルの決算が予想に届かず時間外で7%前後下落していたことも売りを誘う結果となった。日経平均株価は184円安で始まったあと戻りらしい戻りも無いままじわじわ値下がりを続け、一時20,576円19銭をつけるなど午後の取引開始早々に一時265円安となる場面があった。一方、安値をつけたあとは一旦値を戻したものの戻り売りに押され、結局値を保てずに終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、ガラス・土石、空運の3業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、銀行、電気機器、その他金融、繊維、水産・農林、ゴム、保険など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三井化学、クルーズ(ジャスダック)、FFRI(マザーズ)、富士通などが値上がり。一方値下がりは、ジャパン・フード&リカー(東証2部)、アイリッジ(マザーズ)、村田製作所、オリックスなどとなっている。日経平均株価の終値は20,593円67銭、-248円30銭、TOPIXの終値は1655.37ポイント、-18.51ポイント。売買高は概算で21億61百万株、売買代金は2兆3,689億円。 
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