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マーケット情報

2015-07-16

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16日、4日続伸。ギリシャ不安が後退し、日経平均は3週ぶりに20,600円台を回復

16日、ギリシャ議会で財政改革法案が承認されるかどうかに注目が集まっていたが、取引開始前に可決、承認されたことが伝わると、マーケットは買い優勢で始まった。日経平均株価は20,500円台を回復して始まったあと、一旦利益確定とみられる売りものに押されて伸び悩む場面があったが20,500円を割ることなく推移し、ドル円が123円80銭台から90銭台に乗せたことも手伝って、取引終盤には今日の高値圏まで上げ幅を広げて終えた。またTOPIXは高値引けとなっている。そうしたなか業種別では、その他製品、電気・ガス、情報・通信、小売、サービス、陸運など29業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、鉄鋼、金属製品、海運の4業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFに続いて、第2位にトヨタが入ったほか、東京電力、三菱UFJFG、みずほFGの主力株が売買代金を伴って値上がりし、久しぶりにベスト5入りとなった。また、FFRI(マザーズ)が急落したものの16.04%高となり、NTT、任天堂の上昇も目立った。一方値下がりは、東京エレクトロン、東芝、日産自動車などとなっている。日経平均株価の終値は20,600円12銭、+136円79銭、TOPIXの終値は1660.83ポイント、+14.42ポイント。売買高は概算で21億27百万株、売買代金は2兆4,586億円。 
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