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2015-07-10

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10日、日経平均株価は反落、TOPIXは反発するなどまちまちで終了

10日、NYダウの小幅反発や欧州市場の続伸を受け、TOPIXは小幅反発で始まった。一方日経平均株価は、昨日発表された通期見通しが予想に届かなかったファーストリテイリングが、オプションSQ算出日と重なったこともあり売り気配で始まったことから反落して始まった。また反落して始まったあとはマイナス圏で推移していたが、TOPIXがプラスを維持していたこともあってプラスに転じるなど、前日の終値を挟んだ値動きとなったが、日経平均株価はファーストリテイリング1社で百数十円押し下げられ、結局反落して終え、SQ値(19,849円15銭)も下回った。一方TOPIXは小幅高で終えている。そうしたなか業種別では、食料品、銀行、鉱業、情報・通信、陸運、その他金融、医薬品、不動産など19業種は値上がり。一方値下がりは、小売、電気機器、海運、ゴム、繊維、化学など14業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、村田製作所、ファーストリテイリング、ラオックス(東証2部)の下落が目立ち、日東電工、東芝、東京電力などが安かった。一方値上がりは、NTT、日本たばこ産業、三菱UFJFG、アステラス製薬が高かった。日経平均株価の終値は19,779円83銭、-75円67銭、TOPIXの終値は1583.55ポイント、+3.66ポイント。売買高は概算で27億61百万株、売買代金は3兆2,119億円。
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