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2015-07-03

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3日、ギリシャ国民投票を前に売り先行となるも持ち直し、4日続伸

3日、NYや独市場の株価が下落したことや、米6月雇用統計の結果、非農業者部門の雇用者数が22.3万人増と、予想の23万人増を下回って前月より伸びが鈍化したことが嫌気されドルが下落したことなどを受け、東京マーケットは売り先行で始まった。日経平均株価は、前日比45円安で始まると20,431円25銭をつけるなど、そのまま下げ幅を広げ一時91円安まで下落する場面があったが、その後は様子見ムードが広がり、20,450円を挟んだもみ合いが続いた。一方午後に入ると、122円80銭台だったドル円が持ち直して123円台を回復したこともあって買い戻しが優勢となり、結局小幅高で取引を終えた。そうしたなか、業種別では証券・商品、精密機械、その他金融、銀行、ゴムなど17業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、繊維、保険、石油・石炭など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ラオックス(東証2部)、テラスカイ(マザーズ)、新生銀行、野村HDが高かった。一方値下がりは、ファーストリテイリング、資生堂、第一生命などが安かった。日経平均株価の終値は20,539円79銭、+17円29銭、TOPIXの終値は1652.09ポイント、+3.85ポイント。売買高は概算で21億78百万株、売買代金は2兆1,575億円。
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