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2015-07-02

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2日、欧米市場の株価上昇を好感し、日経平均株価は一時20,600円台を回復

2日、ギリシャのチプラス首相が債権団に送った親書に「救済案を受け入れる」と書かれていたことなどが伝わり欧米市場の株価が上昇して終えたことや、ユーロやドルも上昇したことなどが好感され、日経平均株価も200円以上上昇して始まった。また、その後も上げ幅を広げ、20,601円をつけるなど、一時272円高する場面があるなど強含んだ。ただ、買いが一巡すると徐々に伸び悩み、上げ幅を縮める展開となった。また、午後に入っても今晩の米雇用統計の発表などを控え売りが優勢となり、上げ幅を縮めて終える結果となった。そうしたなか業種別では、医薬品、建設、保険、その他金融、空運など27業種が値上がり。一方値下がりは、食料品、証券・商品、海運、鉄鋼など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、フィンテックグローバル(マザーズ)、テラスカイ(同)、ガーラ(ジャスダック)と新興市場銘柄の上昇が目立ったほか、ホンダ、日産自動車、マツダなどが高かった反面、三菱重工、川崎重工、村田製作所などが安かった。日経平均株価の終値は20,522円50銭、+193円18銭、TOPIXの終値は1648.24ポイント、+11.83ポイント。売買高は概算で22億38百万株、売買代金は2兆4,851億円。 
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