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マーケット情報

2015-07-01

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1日、引き続きギリシャの不透明感が重石となるも取引終了にかけて上げ幅拡大

1日、海外市場が落ち着きを取り戻したことや、為替市場でもドル円が122円割れ寸前から122円30銭台まで戻したことから東京マーケットも続伸で始まった。ただ、取引がスタートしたあと、ギリシャ動向の先行きに対する不安が払しょくされないことや、ISM製造業景況感指数など、米経済指標の発表を控え様子見ムードとなり、小幅高でのもみ合いが続いた。一方取引終了にかけては、株価が終日しっかりしていたことを好感して押し目買いなどが優勢となり徐々に上げ幅を拡大して終えた。そうしたなか業種別では、証券・商品、小売、その他金融、その他製品など22業種が値上がり。一方値下がりは、鉄鋼、電気・ガス、輸送用機器、非鉄金属など10業種、変わらずが、紙・パルプとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、楽天やソニーが高い反面、トヨタやソフトバンクグループが安かった。日経平均株価の終値は20,329円32銭、+93円59銭、TOPIXの終値は1636.41ポイント、+6.01ポイント。売買高は概算で21億66百万株、売買代金は2兆2,303億円。 
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