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2015-06-30

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30日、前日の大幅安の反動や押し目買いで反発して終了

30日、ギリシャのデフォルト懸念などが重石となり、NYダウが350ドル下落したほか、DAX指数も409ポイント安となるなど大幅安となったが、昨日の東京マーケットで先行して600円近く下落していたこともあり、小幅な反発で始まった。ただ、取引が始まったあと日経平均株価は小幅高でもみ合いになった反面、TOPIXやJPX日経インデックス400はマイナスに転じる場面があるなど弱含んだ。一方午後に入ってからも小動きもみ合いが続くなか、取引終了にかけて上げ幅を広げたが、昨日の大幅安のわりには戻りは鈍かった。そうしたなか、業種別では空運、小売、繊維、サービス、医薬品、紙・パルプ、水産・農林など24業種が値上がりした反面、鉄鋼、非鉄金属、石油・石炭、電気機器、その他製品、海運など9業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで+1.21%だったほか、ラオックス(東証2部)、イオンの値上がりが目立ち、スズキ、KDDI、富士重工業も高かった。一方値下がりは、増資を発表したソニーが‐8.26%となったほか、任天堂、パナソニックも安かった。日経平均株価の終値は20,235円73銭、+125円78銭、TOPIXの終値は1630.40ポイント、+5.58%ポイント。売買高は概算で25億85百万株、売買代金は2兆7,434億円。
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