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マーケット情報

2015-06-29

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29日、週末のギリシャと債権団の交渉がまとまらず、デフォルト懸念から大幅安

29日、週末に行われたギリシャと債権団との交渉がまとまらず、ギリシャへの支援が30日で打ち切られる見通しとなったことからデフォルト懸念が高まり、東京マーケットは大幅安で始まった。日経平均株価は20,305円97銭と400円安で始まったあと、20,200円を安値にもみ合いが続いた。一方、午後に入ってから122円台後半から半ばにドル円が下落したことを受け、225先物の売りが膨らむと同時に午前の安値を割り込み、一時20,093円16銭をつけるなど、612円99銭安となる場面があるなか、今日の安値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では33業種全てが値下がり。下落率が高かったのは、ガラス・土石、保険、その他製品、銀行、ゴム、不動産、保険、証券・商品、医薬品、電気機器など。一方下落率が低かったのは、石油・石炭、鉱業、電気・ガス、陸運、小売、空運、繊維、情報・通信、鉄鋼、建設などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、上昇したのは日経ダブルインバース+5.78%とトランスジェニック(マザーズ)+12.48%の2銘柄のみ。値下がりで目立ったのは、NF日経レバレッジETF、日経ブル2倍、ラオックス(東証2部)、マツダなどとなっている。日経平均株価の終値は20,109円95銭、-596円20銭、TOPIXの終値は1624.82ポイント、-42.21ポイント。売買高は概算で25億38百万株、売買代金は2兆6,573億円。 
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