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マーケット情報

2015-06-26

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26日、ギリシャ支援問題の交渉難航が重石となり続落

26日、ギリシャ支援問題の交渉難航が嫌気され海外市場が引き続き軟調だったことや、円高に振れていたことなどを受け、東京マーケットは続落で始まった。取引が始まったあと売り物に押され徐々に下げ幅を広げると、日経平均株価は20,700円台を割り込み、一時120円安となる場面があった。一方午後の取引開始時も軟調な滑り出しとなったが、先物主導で買い戻しが優勢となり、日経平均株価は一時プラスに転じるなど休みを前にポジション調整とみられるような上下の値動きになったあと、結局値を保てず続落で終えた。そうしたなか業種別では、その他金融、銀行、保険、繊維、空運など15業種が値上がり。一方値下がりは、鉄鋼、鉱業、ゴム、非鉄金属、石油・石炭、陸運など18業種となっている。また、全市場の売買代金上位30銘柄では、昨日に続きMRMAXの上昇が目立ったほか、三井住友トラストHD、東レ、日産自動車、良品計画が高かった反面、キヤノン、東京電力、東芝、NTTなどが安かった。日経平均株価の終値は20,706円15銭、-65円25銭、TOPIXの終値は1667.03ポイント、-3.88ポイント。売買高は概算で21億91百万株、売買代金は2兆2,666億円。 
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