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マーケット情報

2015-06-25

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25日、5日ぶりの反落。日経平均株価は取引終了にかけて下げ幅広げて終了

25日、ギリシャ債務問題の交渉が難航していることが重石となり、NYダウが178ドル安となるなど海外市場が軟調だったことや、このところの上昇ピッチの速さが警戒され、東京マーケットは反落して始まった。取引が始まったあと下げ幅を広げ、一時109円安と20,758円まで値下がりする場面があったが、その後は買い戻しなどで下げ幅を縮め、前日比2円安まで戻す場面があった。ただ、その後はギリシャ債務問題の交渉の結論が見えないこともあり徐々に上値が重たくなると、取引終了にかけて売り圧力に押され、今日の安値近辺で取引を終えた。そうしたなか業種別では、海運、その他製品、石油・石炭、保険、情報・通信、陸運、サービス、建設、繊維の9業種が値上がり。一方値下がりは、ゴム、電気・ガス、紙・パルプ、不動産、輸送用機器、倉庫・運輸、ガラス・土石など24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、MRMAXの上昇が目立ったほか、ラオックス(東証2部)、任天堂、アルプス電気が高かった。一方値下がりは、KLab、TDK、三井不動産、ファナックなどとなっている。日経平均株価の終値は20,771円40銭、-96円63銭、TOPIXの終値は1670.91ポイント、-8.98ポイント。売買高は概算で20億80百万株、売買代金は2兆3,491億円。
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