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2015-06-22

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22日、大幅続伸。EU首脳会議への期待から先物主導で上昇し20400円台を回復

22日、NYダウが99ドル安となるなど、前週末の欧米市場は下落して終えていたものの、東京マーケットは前日比ほぼ変わらずで始まった。ただ取引開始後からEU首脳会議への期待が高まり買い戻しが優勢となって小幅に上昇すると、ギリシャからの提案に対して、一部の関係者から前向きに評価するとの声が伝わり、先物主導で上げ幅を広げる展開となった。また、午後に入っても買いの勢いは衰えず、日経平均株価は12日以来となる20400円台(終値ベース)を回復して終えた。そうしたなか業種別では、銀行、保険、医薬品、陸運、空運、その他金融など28業種が値上がり。一方値下がりは、ガラス・土石、石油・石炭、卸売など5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで+2.46%となったほか、FFRI(マザーズ)、クルーズ(ジャスダック)、三井住友トラストHD、ファーストリテイリング、信越化学などの上昇が目立った。一方値下がりは、日経ダブルインバース、伊藤忠、三菱重工などとなっている。日経平均株価の終値は20,428円19銭、+253円95銭、TOPIXの終値は1648.61ポイント、+17.60ポイント。売買高は概算で20億43百万株、売買代金は2兆1,791億円。 
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