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マーケット情報

2015-06-18

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18日、日経平均株価は4日続落で5月18日以来となる2万円を割り込む

18日、FOMCの結果、利上げなどの政策変更はなかったものの、市場の予想以上に声明文やイエレンFRB議長の会見の内容がハト派的だったことからドルが下落する展開となった。また、NYダウは利上げ時期が後退したことを受け上昇したものの、31ドル高と、小幅だったことで支援材料とならず、東京マーケットは売り先行で始まった。また、取引が始まってから、NY市場のドル売りの流れが続いて円高が進み、取引終了にかけて123円台半ばから122円85銭まで円高が進行したことなどが嫌気され、225先物と日経平均株価や、TOPIX先物とTOPIXの価格差が縮まり、裁定解消とみられる売りに押され結局2万円を割り込んで取引を終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガスのみが上昇。一方値下がりは、空運、石油・石炭、保険、証券・商品、輸送用機器、不動産など32業種と、ほぼ全面安となった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで-2.17%となったほか、住友不動産、みずほFG、第一生命、マツダ、野村HDなどが安かった。一方値上がりは、そーせいグループ(マザーズ)、ミクシィ(同)、アルプス電気、日経ダブルインバースなどとなっている。日経平均株価の終値は19,990円82銭、-228円45銭、TOPIXの終値は1616.66ポイント、-17.04ポイント。売買高は概算で20億23百万株、売買代金は2兆3,000億円。
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