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2015-06-15

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15日、まちまち。日経平均株価は一時200円安となるも持ち直して小幅安で終了

15日、NYダウが140ドル安となるなど、ギリシャの債務問題難航が重石となり先週末の欧米市場が下落して終えていたことを受け、東京マーケットも反落して始まった。日経平均株価は201円安と、20,205円10銭で始まったが、取引開始時のこの価格が安値となり徐々に下げ幅を縮める展開となった。またドル円が朝方の123円20銭台から50銭台へと徐々に円安に振れたことも支援材料となった。ただ、FOMCや日銀金融政策決定会合を控え、積極的な売買は見送られ商いは大幅に減少した。そうしたなか業種別では、保険、不動産、その他金融、繊維、小売、情報・通信、医薬品など11業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、紙・パルプ、石油・石炭、ガラス・土石、証券・商品、金属製品、水産・農林など21業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで、-0.17%となったほか、クルーズ(ジャスダック)、東京電力、富士重工業などが安かった反面、FFRI(マザーズ)、ミクシィ(同)、第一生命が高かった。日経平均株価の終値は20,387円79銭、-19円29銭、TOPIXの終値は1651.92ポイント、+0.44ポイント。売買高は概算で17億04百万株、売買代金は2兆0100億円。
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