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2015-06-11

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11日、5日ぶりの大幅反発。明日のメジャーSQを前に先物主導で高値引け

11日、前日まで4日続落で終えていたことや、NYダウが236ドル高となり18,000ドル台を回復したことが好感され、東京マーケットも上昇して始まった。取引が始まったあとも買いが優勢となり、徐々に上げ幅を広げる展開となった。また午後に入っても高値圏でのもみ合いが続いたあと、取引終了にかけて再び買いが優勢となり、日経平均株価は高値引けとなった。一方、TOPIXは11時ごろに高値を付けたあと伸び悩んで終えており、明日のメジャーSQを前に日経平均株価の上昇を狙った買いで押し上げられた可能性も否定できない。そうしたなか業種別では、陸運、小売、食料品、非鉄金属、紙・パルプ、サービスなど30業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、石油・石炭、繊維の3業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで+3.06%となったほか、ペプチドリーム(マザーズ)、クルーズ(ジャスダック)の上昇が目立ち、ファーストリテイリング、パナソニック、三菱商事も高かった。一方値下がりは、日経ダブルインバース、東レ、ファナックなどとなっている。日経平均株価の終値は20,382円97銭、+336円61銭、TOPIXの終値は1648.88ポイント、+20.65ポイント。売買高は概算で21億18百万株、売買代金は2兆5,718億円。 
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