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マーケット情報

2015-06-08

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8日、小幅続落。朝高のあと一時マイナスに転じたあと、結局小幅続落で終了

8日、先週末に発表されたアメリカの5月雇用統計で非農業者部門の雇用者数が28万人増と予想を大きく上回る結果になったことを受け、ドル円が125円86銭をつけるなど、15年ぶりの円安水準になったことや、取引開始前に発表された国内1-3月期GDP改定値が年率換算で速報値の+2.4%から+3.9%に上方修正されたことを受け、東京マーケットは80円近く上昇して始まった。ただ、上昇して始まったあとは買いが続かず、徐々に上値が重たくなると、利益確定と見られる売りに押されマイナスに転じ、日経平均株価は一時101円安となるなど弱含んだ。一方午後に入ると、日銀によるETF買いの期待から値を戻したあと、先週末の終値を挟んだもみ合いとなり、結局3円71銭安で取引を終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、その他金融、倉庫・運輸、海運、非鉄金属など13業種が値上がり。一方値下がりは、電気・ガス、空運、サービス、精密機械、鉄鋼など20業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで-0.11%となったほか、ガンホー・オンライン(ジャスダック)、東京電力、ファナック、アステラス製薬などが安かった。一方値上がりは、モブキャスト(マザーズ)、第一生命、ユニチャームなどとなっている。日経平均株価の終値は20,457円19銭、-3円71銭、TOPIXの終値は1661.99ポイント、-5.07ポイント。売買高は概算で21億17百万株、売買代金は2兆2,881億円。
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