マーケットコメント


マーケット情報

2015-06-03

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3日、続落。欧米市場の下落や円安一服で売り優勢のまま取引終了

3日、NYダウが28ドル安、DAX指数が107ポイント安となったことに加え、円安が一服して前日の高値125円から124円前後まで反落したことが嫌気され、売り先行で取引が始まった。取引が始まったあと、日経平均株価、TOPIXともにマイナス圏で弱含み、一時20,400円を割り込むなど145円安となる場面があった。ただ、ドル円の値動きが限定的だったことに加え、積極的に売り込む動きは見送られると20,450円を挟んだもみ合う展開となり、2日続落で取引を終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、紙・パルプ、金属製品、鉄鋼、保険、卸売、非鉄金属など15業種が値上がり。一方値下がりは、ゴム、不動産、食料品、空運、医薬品、化学など18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京電力がトップで+0.4%だったほか、富士通、ホンダ、三井物産、富士フイルムなどが高かった。一方値下がりは、日東電工、三井住友トラストHD、ブリヂストンなどとなっている。日経平均株価の終値は20,473円51銭、+69円68銭、TOPIXの終値は1669.99ポイント、-4.22ポイント。売買高は概算で24億06百万株、売買代金は2兆5,593億円。 
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