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マーケット情報

2015-06-02

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2日、続伸して始まるも後場から売りものに押され、13営業日ぶりの反落

2日、NYダウが小幅高で終えていたことや、ISM製造業景況感指数が予想(52.0)を上回る52.8となり、ドルが対円で上昇して124円91銭まで円安にふれたことが好感され、東京マーケットも13日続伸で取引が始まった。続伸して始まったあと、日経平均株価は20,600円を挟んだもみ合いで推移していたが、11時15分ごろにドル円が125円07銭をつけるなど、12年半ぶりの円安水準となったことを受け、取引開始後の高値に迫る場面があったが、その後ドル円の反落に連動する形で225先物も上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。一方、午後に入ると、昼休み中にドル円の下落が続いたことや午前の上値の重たさに加え、連騰による警戒などから利益確定と見られる売り物に押され、日経平均株価は一時20,470円26銭を付けるなど、100円近く値下がりする場面があった。その後下げ幅を徐々に縮め、昨日同様に値を戻したが、プラスには届かず13営業日ぶりに反落して終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、医薬品、繊維、非鉄金属、情報・通信など、12業種が値上がり。一方値下がりは、空運、ゴム、銀行、証券・商品、鉱業、海運、保険など21業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京電力がトップで+0.95%となったほか、ユニチャーム、NTTドコモ、日産自動車、富士重工など高かった。一方値下がりは、ITbook(マザーズ)、ブリヂストン、みずほFG、日本航空、三井住友FGなどとなっている。日経平均株価の終値は20,543円19銭、-26円68銭、TOPIXの終値は1674.21ポイント、-4.35ポイント。売買高は概算で27億72百万株、売買代金は2兆8,175億円。 
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