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マーケット情報

2015-05-29

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29日、11連騰。海外市場が軟調となるも、押し目買いやドル円の上昇が支え

29日、前日のNYダウが36ドル安で終えていたことや、ドル円が123円台後半で推移し、上昇が一服したことなどから東京マーケットは小幅に反落して始まった。ただ反落して始まったあとも押し目買い意欲が強く、すぐにプラスに浮上する展開になるなど持ち直した。また一旦プラス圏に浮上したあと、日経平均株価は小幅高で推移し、ドル円が123円90銭台まで上昇したことも支えとなり14時半ごろまで少しずつ上げ幅を広げ、一時20,636円をつけるなど84円高まで上昇する場面があったが、取引終了にかけて出た売り物に押され上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、非鉄金属、鉄鋼、鉱業、空運、情報・通信、水産・農林など19業種が値上がり。一方値下がりは、保険、医薬品、証券・商品、陸運、不動産、紙・パルプなど14業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、みずほFGがトップで+1.29%となったほか、ヤフー、ディーエヌエー、東芝、NTTなどが高かった。一方値下がりは、日本空港ビルデング、エーザイ、東京海上HDなどとなっており、今日も新興市場銘柄は売買代金上位ランキングに一銘柄も入らなかった。日経平均株価の終値は20,563円15銭、+11円69銭、TOPIXの終値は1673.65ポイント、+0.89ポイント。売買高は概算で32億91百万株、売買代金は3兆6,663億円。 
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