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2015-05-27

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27日、9営業日続伸。下落して始まるも持ち直しJPX日経400も反発

27日、3連休明けのNY市場で、耐久財受注などの経済指標の結果が予想を上回り、ドルが123円台まで上昇したことを嫌気してNYダウが190ドル安となったことから、東京マーケットも連動する形となり下落して始まった。ただ、取引が始まっても売り込む動きは見られず、徐々に下げ幅を縮める展開となったほか、10時過ぎには一時プラスになる場面があった。また、午後に入るとドル円が123円台で推移していたことや、他のアジア市場で上海総合指数が上昇していたことが買い安心感につながり、14時前に一時20,513円まで上昇する場面があった。一方20,500円に乗せたあとは利益確定と見られる売りに押され、再びマイナスに沈むなど強弱が対立したが、結局持ち直して小幅高で取引を終えた。日経平均株価、TOPIXはともに9営業日連続の上昇となった。またJPX日経インデックス400も反発した。そうしたなか業種別では、非鉄金属、ゴム、繊維、輸送用機器、電気機器など14業種が値上がり。一方値下がりは、海運、その他金融、鉱業、医薬品、情報・通信、その他製品など19業種が安かった。また、全市場の売買代金上位30銘柄では、双日、富士重工、東京電力、村田製作所の上昇が目立った反面、イマジニア(ジャスダック)、任天堂、ソニーが安かった。日経平均株価の終値は20,472円58銭、+35円10銭、TOPIXの終値は1661.33ポイント、+1.76ポイント。売買高は概算で25億51百万株、売買代金は2兆7,725億円。 
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