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マーケット情報

2015-05-25

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25日、東京マーケットは7営業日続伸。日経平均株価は15年1ヵ月ぶりの高値

25日、先週末のNYダウ、DAX指数は下落していたものの、米4月消費者物価指数(コア)が予想(+0.2%)を上回る0.3%となったことが6月利上げを意識させドルが上昇。またこのドルの上昇で121円台半ばまで円安に振れたことが好感され、東京マーケットは上昇して始まった。日経平均株価は20,331円をつけるなど、67円高で始まったあと、薄商いのなか先物主導でするすると上げ幅を広げ、午前の取引終了時には20,400円台に乗せた。その後も20,400円を挟んだ値動きが続いたが、14時28分ごろに発生した地震の影響で円が買われ、先物が売られるなどの反応が見られたものの売り込む動きは限定的で、買い戻しが優勢になるとほぼ今日の高値で取引を終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、その他金融、空運、輸送用機器、保険、機械、卸売など29業種が値上がり。一方値下がりは、倉庫・運輸、精密機械、証券、食料品の4業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで+1.30%となったほか、イマジニア(ジャスダック)、そーせいグループ(マザーズ)、双日、東京電力などの上昇が目立った。一方値下がりは、野村HD、日立、東芝、キヤノンの4銘柄のみだった。日経平均株価の終値は20,413円77銭、+149円36銭、TOPIXの終値は1659.15ポイント、+11.30ポイント。売買高は概算で20億52百万株、売買代金は2兆1,467億円。
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