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マーケット情報

2015-05-22

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22日、東京マーケットは3日連続の高値更新、且つ6日続伸で終了

22日、小幅高で始まった。ただ、前日の海外市場で目立った動きが見られず材料不足となるなか、直ぐに売り優勢になると、午前中は小幅安でもみ合う展開が続いた。そうしたなか、昼休み中に日銀金融政策決定会合の結果が現状維持と伝わるとドル円が円高に振れ、午後の取引開始時に一瞬先物が売られる展開となったが直ぐに切り返し、日経平均株価は一気にプラスに浮上した。その後日経平均株価はプラス圏でのもみ合いとなる反面、TOPIXは午前より下げ幅を縮めたもののマイナス圏でのもみ合いが続くなど弱含んだ。一方で売り込む動きはほとんど見られず、日経平均株価は上げ幅を広げ、TOPIXはプラスに浮上して取引を終えた。そうしたなか、業種別では、鉱業、ゴム、金属製品、石油・石炭、紙・パルプ、鉄鋼、機械など20業種が値上がり。値下がりは、保険、精密機械、空運、輸送用機器、その他製品、医薬品など13業種となっている。また、全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで+1.03%となったほか、ガーラ(ジャスダック)の上昇が目立ち、ダイキン、東京エレクトロン、ソフトバンクも高かった。一方値下がりは、筆頭株主のサーベラスが保有株の一部を売却すると報じられた西武HDが-11.42%と目立ち、キヤノン、任天堂も安かった。日経平均株価の終値は20,264円41銭、+61円54銭、TOPIXの終値は1647.85ポイント、+1.05ポイント。売買高は概算で20億74百万株、売買代金は2兆4,182億円。
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