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2015-05-21

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21日、日経平均は連日の高値更新となるも伸び悩み、一時マイナスに転じる

21日、日本時間の未明に発表されたFOMC議事録の内容がハト派的な内容だったことからドル円の上昇が一服した。また、NYダウが5営業日ぶりに反落したことなどが重なり、日経平均株価、TOPIXともに僅かに続伸して始まった。ただ取引が始まったあと、225先物の上昇がけん引役となって現物指数も押し上げられ、徐々に上げ幅を広げる展開となった。また、午後に入っても午前の上昇の流れが続き、225先物の買いが優勢のまま昨日の高値20,290円を上回って20,330円をつけると、日経平均株価も20,320円90銭を付けるなど、一時124円高する場面がったが、13時半過ぎごろから先物に利益確定と見られる売り物が出ると、30分ほどで前日比変わらずまで上げ幅を縮め、一時マイナスに転じた。ただ、その後は前日の終値を挟んだもみ合いとなったあと辛うじてプラスを維持し5日続伸で終えた。そうしたなか業種別では、保険、非鉄金属、銀行、紙・パルプ、電気・ガス、不動産、機械など17業種が値上がり。一方値下がりは、金属製品、その他金融、空運、海運、水産・農林、ゴム、医薬品など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京電力がトップで+6.74%となったほか、オンコセラピーサイエンス(マザーズ)、そーせいグループ(同)、損保ジャパン興亜HD、MS&ADの上昇が目立った反面、ガーラ(ジャスダック)の下落が目立ち、オリエンタルランド、ソニーも安かった。日経平均株価の終値は20,202円87銭、+6円31銭、TOPIXの終値は1646.80ポイント、+3.40ポイント。売買高は概算で25億24百万株、売買代金は2兆7,999億円。 
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