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2015-05-20

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20日、日経平均は4営業日連続の3ケタの上昇で15年1ヵ月ぶりの水準を回復

20日、NYダウが連日で最高値を更新したことや、取引開始前に発表された1-3月期GDP(1次速報値)が前期比で+2.4%と、事前予想の+1.5%を大きく上回ったことが好感され、東京マーケットは上昇して始まった。日経平均株価は、前日のNY市場で米4月住宅着工件数が予想を上回ったことを受け、120円70銭台までドルが上昇したことも手伝って149円高で始まったあと直ぐに20,200円台に乗せたが伸び悩み、20,150円をサポートにもみ合う展開となった。また午後に入っても午前のレンジ内でスタートしたが、ドル円の上昇が止まらず121円に向けて上昇したことが先物買いにつながり、一気に4月23日の取引時間中の高値を上回り、20,278円89銭まで上昇する場面があった。ただ、先物が23日の高値20,280円を上回る20,290円を付けると売り優勢となり、指数も上げ幅を縮めて取引を終えたが、終値ベースの年初来高値を更新した。またTOPIXは連日の高値更新となっている。そうしたなか業種別では、不動産、電気・ガス、ゴム、サービス、ガラス・土石、陸運など26業種が値上がり。一方値下がりは、石油・石炭、保険、鉱業、鉄鋼、非鉄金属など7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで+1.56%となったほか、そーせいグループ(マザーズ)、東京電力、オリエンタルランド、住友不動産、ケネディクスなどの上昇が目立った反面、値下がりは、ガーラ(ジャスダック)、東京海上HD、ラオックス、ソニーなどとなっている。日経平均株価の終値は20,196円56銭、+170円18銭、TOPIXの終値は1643.40ポイント、+10.07ポイント。売買高は概算で25億70百万株、売買代金は2兆9,955億円。 
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