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2015-05-14

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14日、5日ぶりの大幅反落。ドルの下落で輸出関連や主力株の売りが広がる

14日、NYダウは7ドル安、ナスダックは小幅高とまちまちでNY市場が終えたものの、米4月小売売上高が予想(前月比+0.2%)を下回る(同0.0%)ことからとなったことからドルが下落し、119円台後半から前半まで売られたことが嫌気され、ファナック、ソニー、トヨタなど輸出関連の主力株が売られたほか、日経平均株価への寄与度の高いファーストリテイリングも反落して始まったことから日経平均株価、TOPIXともに反落して始まった。取引が始まったあと、買い戻しで下げ幅を縮める場面があったが、買いが一巡すると反発も限定的となり、再び売り物が優勢となった。また、午後に入ってからもドル円が軟調で119円割れに近づいたこともあり、225先物の売りが優勢となるなか日経平均株価は19,546円をつけるなど、一時217円安となる場面があったが、取引終了にかけて下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、建設、紙・パルプ、水産・農林、輸送用機器、機械、など7業種が値上がり。一方値下がりは、銀行、陸運、倉庫・運輸、不動産、情報・通信、鉱業、その他金融、小売など26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETFがトップで-2.02%だったほか、KDDI、三井住友FG、ファーストリテイリング、三菱UFJFGなどが安かった反面、長谷工コーポレーション、村田製作所、第一三共、ダイキン工業などの上昇が目立った。日経平均株価の終値は19,570円24銭、-194円48銭、TOPIXの終値は1591.49ポイント、-12.72ポイント。売買高は概算で25億74百万株、売買代金は2兆7,762億円。
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