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2015-05-13

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13日、4日続伸。午後に入って先物主導で日経平均株価は大幅高

13日、国際的な債券利回りの上昇が懸念材料となり、NYダウやダックス指数などが続落で終えていたことなどからリスク回避の動きが強まり、東京マーケットも反落して始まった。反落して取引が始まったあと一時下げ幅を広げる場面があったが、取引開始後30分が経過すると、いわゆる売り一巡となり、先物主導で一気に下げ幅を縮小する展開となった。また、午後に入ってしばらくして、一部報道で「ユーロ圏各国が、ギリシャ離脱に備えたユーロ圏を守るプランBを策定」と伝えられるとさらに買いが優勢となって上昇に転じ、日経平均株価は一時19,791円をつけるなど167円高となり、そのまま今日の高値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、非鉄金属、その他製品、金属製品、鉱業、鉄鋼など18業種が値上がり。一方値下がりは、紙・パルプ、保険、ゴム、銀行、空運、その他金融など15業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで+1.51%となったほか、任天堂、東芝、ダイキン工業、テラスカイ(マザーズ)が高かった反面、ガーラ(ジャスダック)、シャープの下落が目立ち、三井住友FG、ミクシィ(マザーズ)、KDDIも安かった。日経平均株価の終値は19,764円72銭、+139円88銭、TOPIXの終値は1604.21ポイント、+1.94ポイント。売買高は概算で27億91百万株、売買代金は2兆9,213億円。 
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