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2015-04-28

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28日、日経平均株価は反発、TOPIX、JPX日経400は続伸し、商いは増加

28日、前日の夕方に格付け会社フィッチが日本国債を格下げしたことから円安に振れ、一時119円台半ばまで下落したことや、CMEの225先物が20,060円をつけて終えていたことが買い安心感につながり、日経平均株価は20,068円と、2万円台を回復して始まった。また、日経平均株価への寄与度の高いファナックが前日の決算で配当性向を60%としたほか、株主還元を充実されるとしたことなども日経平均株価を押し上げ、一時130円46銭高するなど、20,133円を付ける場面があった。ただ、ファナックやファーストリテイリングが上げ幅を縮めたことや、東京エレクトロンが経営統合の破談を受け14%超下落したことなどが足を引っ張り、日経平均株価は上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、保険、精密機械、輸送用機器、機械、ガラス・土石など24業種が値上がり。金属製品、その他金融、医薬品、空運など9業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで+1.05%だったほか、アイシン精機、デンソー、ファナックなどが決算を材料に値上がりした反面、東京エレクトロン、京セラ、エーザイ、キヤノン、コマツなどの下落が目立った。日経平均株価の終値は20,058円95銭、+75円63銭、TOPIXの終値は1627.43ポイント、+8.36ポイント。売買高は概算で20億87百万株、売買代金は2兆8,658億円。 
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