マーケットコメント


マーケット情報

2015-04-17

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17日、リバランスと見られる主力値がさ株の売りで大幅安

17日、NYダウが6ドル安だったものの、ドル円がNY市場で119円を割込んだことなどから東京マーケットは売り先行で始まった。その後は大口投資家によるリバランス(銘柄入れ替え)と見られる売買が行われ、午前中TOPIXは下げ幅を縮める反面、日経平均株価はもち合いとなった。一方、昼休み中に先物が下げ幅を広げると、日経平均株価は午前の安値を一気に割込んで始まり、さらに下げ幅を広げると、日経平均株価は19,700円を下回って取引を終えた。そうしたなか業種別では石油・石炭、非鉄金属、銀行、卸売など9業種が値上がり。一方値下がりは、小売、精密機械、鉱業、電気機器、サービス、機械など24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アルプス電気、シャープ、村田製作所、ソニーの下落が目立った。一方値上がりは、伊藤忠、三菱UFJFG、三井物産、第一生命などとなっている。さらに東証1部の値下がり率の上位を見ると、通常は小型株の名前が目立つところで、三越伊勢丹HD、ドンキホーテ、ヤマハ、カルビー、江崎グリコ、コーセーなど、これまでJPX日経400など指数の上昇に寄与していた中大型株の名前が目立った。日経平均株価の終値は19,652円88銭、-232円89銭、TOPIXの終値は1588.69ポイント、-10.73ポイント。売買高は概算で26億83百万株、売買代金は2兆9,720億円。
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