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マーケット情報

2015-04-15

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15日、小幅反落。連日の小動きとなるも商いは前日の水準を上回る

15日、好決算を発表した企業に支えられNYダウは上昇したものの、為替市場では米3月小売売上高が予想に届かなかったことやIMFが発表した世界経済見通しで米成長率が引き下げられたことを受けドルが売られるなど、まちまちの値動きとなったことが嫌気され、東京マーケットは売り先行で始まった。また取引が始まったあとも断続的な売り物に押され、日経平均株価は19,823円をつけるなど一時84円安となる場面があったが、持ち直して午前の取引を終えた。一方後場に入ってからは前日の終値近辺が上値の抵抗になると、買い上がる材料不足から徐々に売りものが優勢になるなど午前とは逆の動きになるなど弱含んだ。また日中の値動きも89円56銭と小さいまま方向感もはっきりせず、結局小幅安で取引を終えた。そうしたなか業種別では、空運、保険、鉱業、陸運、建設など10業種が値上がり。一方値下がりは、水産・農林、証券、その他金融、食料品、医薬品など23業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクがトップで+1.64%となったほか、アルテック、ACCESS(マザーズ)、JR東日本、東京電力などの上昇が目立った。一方値下がりは、日揮、ファーストリテイリング、日立などとなっている。日経平均株価の終値は19,869円76銭、-38円92銭、TOPIXの終値は1588.81ポイント、-2.01ポイント。売買高は概算で19億52百万株、売買代金は2兆3,229億円。 
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