マーケットコメント


マーケット情報

2015-04-10

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10日、小幅反落。日経平均は一時15年ぶりの2万円台を回復するも伸び悩み

10日、NYダウの上昇やドル円が上昇したことに加え、225先物のナイトセッションやCMEの終値で2万円に乗せていたことが市場のセンチメントを盛り上げた。また、前日決算発表を行ったファーストリテイリングが見通しを上方修正したことや、オプションSQ算出日と言うことも重なって買いが優勢となり、取引開始時の指数の押し上げにつながった。日経平均株価は続伸して始まると9時7分に2万円に乗せたあと20,006円まで上昇する場面があったが、その後は利益確定とみられる売り物に押される展開となった。一方午後には再びプラスに転じて2万円に接近する場面があったが、取引終了間際にまとまった売り物に押され小幅に反落して取引を終えた。そうしたなか業種別では小売り、情報・通信、金属製品、建設など7業種が値上がり。一方値下がりは、医薬品、海運、倉庫・運輸、電気・ガス、非鉄金属など26業種などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFが連日のトップで+0.35%となったほか、良品計画、イオン、アルプス電気、ファーストリテイリングが高かった。日経平均株価の終値は19,909円63銭、-30円09銭、TOPIXの終値は1589.54ポイント、-4.65ポイント。売買高は概算で20億45百万株、売買代金は2兆7,469億円。
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