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マーケット情報

2015-04-07

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7日、NYダウやドル円の上昇を好感して大幅反発となり商いも膨らむ

7日、3日の取引が休場だったため、雇用統計の結果を織り込んでいなかったNYダウの動向に注目が集まったが、6日の取引を117ドル高で終え市場に安心感が広がった。またドル円が反発に転じ、119円割れの水準から119円半ばまで戻していたことなども好感され、東京マーケットは大幅に反発する展開となった。取引開始直後、日経平均株価は19,500円台を回復して始まったあとしばらくもみ合いが続いていたが、10時半過ぎごろから225先物に大口の買いが入り始めると一気に上げ幅を広げ、19,600円台に乗せるなど強含んだ。また、午後の取引がスタートするなか、債券先物が売られる一方で225先物が買われてさらに上げ幅を広げ、一時19,667円48銭をつけるなど、269円50銭高となる場面があった。一方午後1時半過ぎに豪準備銀行が政策金利の据え置きを発表すると豪ドルが買われ、同時にドルが売られると、その影響を受けたドル円も円高基調となる場面があったが、取引終了にかけては持ち直し、今日の高値圏で取引を終えている。そうしたなか業種別では、鉱業、石油・石炭、鉄鋼、保険、その他金融、非鉄金属、銀行、卸売など32業種が値上がり。一方値下がりは、空運のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで+2.58%となったほか、コマツ、ファナック、三菱UFJFGなどが高かった反面、値下がりは、日経ダブルインバース、ディーエヌエー、オリエンタルランドの3銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は19,640円54銭、+242円56銭、TOPIXの終値は1578.55ポイント、+17.84ポイント。売買高は概算で20億95百万株、売買代金は2兆4,149億円。
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